バカ親ではなく、親バカでありたい

2歳の娘を中心としたパパブログ

定期預金について考えてみた

こんにちは、タカオニです。

 

以前書いた財テク的なお話で、我が家のメイン運用は、銀行定期預金DA!って書いてみたけど、銀行の定期預金について以前調べてみたりしたので、その事を書いてみます。 

 

皆様ご存知のこととは思いますが、今のマイナス金利下では、メガバンク系の定期預金金利なんて雀の涙以下で泣けてくる程の利息しか付きません。
ちょっと調べただけで、コレですよ。。。

(2019/01/11調べ)

 

1年間預けて0.01%しか利息が付かない。。。

1万円預けて、1年後に利息1円が付いて戻ってくるって、、、

例えば、余剰資金が100万円あるとして、コレに預けても、1年で100円しか利息つかない。。。

さらに突っ込むと、利息にも税金ってかかるので、ナケナシの100円からも更に税金が引かれてしまうのです。。。。 

20%(国税15%、地方税5%)分離課税(源泉徴収)  
※2013年1月1日から2037年12月31日までは復興特別所得税が課され20.315%(国税15.315%、地方税5%)分離課税(源泉徴収)されます。

というルールなので、

国税 = 100円 × 15.315% = 15.315円 = 15円(小数点以下切捨)

地方税 = 100円 × 5% = 5円

利息 100円 - (国税 15円 + 地方税 5円) = 税引後利息 80円

 結局100万円預けても、1年で80円しか貰えないんです。。。

 ワリあわねぇな。。。。と思うでしょうが、まぁ、そういうルールなので仕方ない。

元本保証だしね。1000万円までは預金保険あるから、銀行潰れても保証されるもんね。

 

ただ、上記のルールでも抜け道はあるので、それをご紹介しておきます。

基本的に税金は、税金額を計算(小数点以下切捨)した後で、課税対象額から、引くのです。

ということは。。。税金額を1円未満にすることができれば、課税対象額 = そっくりそのまま受取利息となります。

国税

 X × 15.315% < 1円

 X < 6.5...円

 ∴ 課税対象額を6円に設定できれば、国税金額は0円となる

地方税

 X × 5% < 1円

 X < 20円

 ∴ 課税対象額を20円に設定できれば、地方税金額は0円となる

 

以上を踏まえると、利息を6円に設定できれば、国税地方税ともに、税金がかからないので、利息が丸々もらえるという事になります。

 

年間 0.01%の定期預金だと、6円もらうための設定金額は、6万円となります。

もし、余剰資金が100万円ある人だったら、

100万円をまとめて、1口定期に預けるよりも、

100万円を6万円毎に分けて、16口定期に預ける方がお得なのです。

100万円を1口定期に預けるケース

 利息 100円 - (国税 15円 + 地方税 5円) = 税引後利息 80円 × 1口 = 80円

100万円を6万円毎に分けて、16口定期に預けるケース

 利息 6円 - (国税 0円 + 地方税 0円) = 税引後利息 6円 × 16口 = 96円 

 

差額、16円ですが、税金をゼロにすることで少しでも手元に残る利息を増やすことができます。

ま、定期預金を16口作る手間暇を考えると、正直この例では、私やる気は出ないですけど。。。

 

ただ、この考え方は、どの銀行の定期預金にも適用できるので、理屈を覚えておくといいことあるかもね。

 

今回のようにメガバンク金利だと雀の涙だけど、ネットバンクのキャンペーン金利とかと組み合わせると、意外とバカにできない手法だと思うのです。

 

この手の定期預金の考え方については、更に追記したいこともあるけど、それはまた別の機会で。